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どこかに逃げ出したいなぁ。

Ex-iTより4月26日に発売される「逃避行GAME」の体験版その1の感想です。
その1では、プロローグをプレイする事が出来ます。
およそ1時間程でしょうか。

その2では逃避行編だそうです。
買うかどうかは、そちらプレイ後に決めようと思います。

物を買うには、お金を。
お金を得るには、労働を。
労働を行なうためには、時間を。
当たり前ですが、実に本質を射た言葉だと思いました。

では、自由を得るためには、何を差し出せばいいのでしょうか。

古今東西の物語。
そのほとんどで「逃げる」事は、マイナス要素として描かれていると思います。
このゲームは、それとは一線を画する。
逃げてもいいじゃないか。それもまた人生。
そのような内容を期待して止みません。

主人公、北条彰人は漠然と「ここでないどこかへ」逃げたいと願望を持つ男の子。
彼はある日、隣の席の女の子「珠那覇恋奈」も同じ願望を持つ事を知る。
そして、まるで物語の裏社会から逃げてきたような少女「一羽ニア」と出会う。
そんな少女を追ってきた女性や、一人旅を続けている女性、常識人風の妹。
彼は、彼女達とどのような物語を紡いでいくのだろうか。
彼らの逃避行の行く先は、どこに繋がっているのだろうか。

逃げる事、逃げ出す事…「ここではないどこかへ」向かう事は、勇気が必要なのだ。
心の中に、いつでもその行動を取れるというカードを握っている。
カードを切る、勇気などありもしないのに・・・。

それでは、今回はこの辺りで。