G.G.レビュー
エロゲレビューサイト。初めましての方はトップでスクロールを。

今回は、先月にゆずソフトより発売された
「天色＊アイルノーツ」のレビューになります。

まず、感想をつらつらと。
・スタッフのほとんどが外注ですが、かなりいつものゆずっぽい（良い悪いは別）
・立ち絵がもの凄く動く、一言一言で凄い動く（歓喜）
・ライター間の差がかなり大きい、ヒロインや主人公の行動に違和感
正直、打ち合わせ不足ではないでしょうか？というレベル。
・立ち絵の話にもなるが、服装・髪型のパターンが豊富！

それでは、いつにもまして唐突ですが、
個人的な趣向から、
シナリオに25点
CGに20点
音楽に15点
エッチシーンに15点
キャラクターの魅力に15点
システム等に10点で
100点満点の採点で行ないます。
それと、併記してオススメ度的なモノをAmazon風に付けておきます。

簡単なストーリー紹介ですが、
とある理由から、教師を辞めようとしていた主人公「鷺ノ森透」は、
恩師の薦めもあり、空に浮かぶ島ライゼルグの女学院で働く事を決意する。
そこで彼は、もう一度、教師として頑張っていく。

・・・そんな中で、キャッキャウフフと生徒に手を出す話ですよ。
生徒は生徒。教師は教師の線引きがきっちり書かれているなとは感じました。
個人的に、空に浮かんでいる必然性は最後まで分からず・・・。

攻略した順に、感想を書いていきます。

真咲・ガイヤール√ですが、
率直に言って、一番つまらなかったです。
まず、主人公がヘタレの√でした。
いちいち教師だからと言い訳並べ立てるのはどうかと。
後、主人公がかなり子供っぽいです。
悪く言えばガキっぽいです。
悪くは無い、さりとて良くもない、「うわぁ、びみょ～」って感じ。
余談ですが、声優が桐谷華さんなのですが、
らぶぱぴ以来、出演作品を避けてきたわけですが、
プレイしてみるとやっぱり、有希がちらつきました。
好きじゃ足りないくらい有希が好き。

次にティア先生√
攻略対象で唯一の生徒ではないキャラ。
エルフという種族差と慣習から、早々に添い遂げる事を諦めて過ごします。
それだけで、イライラするワケですが、
そのままズルズルと進んで、ラストでくっつけて終了。
ここまでの2キャラは正直ちょっと・・・。
この√でも主人公ヘタレ。

愛莉ちゃん√
・・・覚えていない。
印象が薄いんですよね。
ちなみに、自分のツイートによると、微妙らしいです。
一番コメディ要素が強いです。
あと、他√ではそうでもないですが、ツンデレです。
留学生としての自分を見つける話。
この辺りから、主人公がカッコよくなってきた。

偶然にもここからは3トップ。
木乃香√
相当にクオリティが高かったです。
彼方人という、ライゼルグで稀に起こる異世界からの訪問者です。
かなりファンタジーぽいですが、
深刻でない程度のシリアス要素とイチャラブ要素
メインヒロインと比較して短いシナリオがプラスにもなり
面白かったです。
何より、主人公が年上の余裕もあるし、行動力もある。
これぞ主人公という感じ。やっぱこんな感じでないとね。
個人的に褐色ヒロインは別に好きではないのですが、
可愛かったです。はい。


シャーリィ√
シャーリィかっわいいいいいい！！！！
このゲームの中では群を抜いて可愛い。
今までのゲームと比較しても数値化できるならトップクラス
繰り返しになりますが、
重くならない程度のシリアス要素が、
シナリオをダラダラさせずピリっとさせてくれました。
それでいて甘々要素もたっぷりと、シャーリィ超・可愛い！！
結構なシナリオボリュームのはずだけど、短く感じました。流石メインヒロイン

手を繋いだまま、お弁当を食べたり
ピロートークがあったりと、流石メインヒロイン。
上述の、主人公が教師を辞めようとした事件が大きく関わる唯一の√でした。
この√クラスのクオリティが全√なら、きっと名作・・・少なくとも良作だったのに。
印象的なセリフ（ネタバレでない）
シャーリィの回想シーン
（あれが私の恋人、やっぱり格好いい。）
（しかも私の恋人、声もセクシー。）
（加えて私の恋人、超物知り。）
「ふふ・・・素敵。」
何と言うか、恋は盲目という感じで、すごく可愛かったです！！
そして、主人公に尽くしてくれる。
くぁああ、可愛い！！

最後に夕音√
ここはシャーリィ√を後にまわすべきでした。（個人的に）
多分、紺野アスタさんのシナリオではないかと。足舐めしてたのでｗ
一番教師らしいというか、生徒の成長、一人立ち（比喩）が見られる√です。
個人的に、子供な所のある私なので、成長して頑張っている姿に
一抹の寂しさを感じてしまう（自分の元を巣立った寂しさ的な）ので、
最後よりは、途中が良かったなぁと。
・・・ベッドに匂いをつけるっていいよね！！
印象的なセリフ（ネタバレでない）
「これから履歴書には、好きなもの鷺ノ森透」
「趣味、鷺ノ森透」「すきな四文字熟語、鷺ノ森透」
「と記載しようと思っています！」
基本しっかり者ですが、時々抜けたり、
拗ねたりする所が可愛かったです。

総評すると、上3人は正直イマイチ。
下3人はなかなかという感じ。
このスタッフ陣なら、これくらいは！という最低レベルには
到達していますが、もっといけるだろうというのが本音です。
そのため少し厳し目の点数ですが、

シナリオに17点/25点です。

続けて、CGに関してですが、素直に素晴らしい！の一言です。
一枚絵総枚数121枚（差分含まず、SD絵含む）の多さ。
上述しましたが、立ち絵の動きも凄いです。ここまで動くのは初めてでした。
欲を言えば、瞬きとかあっても良かったかと思いますが。素晴らしい！
絵の崩れ、立ち絵と一枚絵の違和感は皆無と言って良いかと。
服装パターンは6～10、しかもどれも可愛い！
CGに関しては、文句の付け所が見当たらないです。本当に。

パターン多い。私服可愛い。髪形も豊富。
素晴らしい！！

CGに19点/20点です。

音楽に関してですが、
BGMが40曲近くあるのですが、
これと言って印象に残るものはないかと。
40曲と言っても、発売済みのキャラソンのアレンジや、
OPのアレンジ版等もあるので、純粋には30曲あるかどうか。かと。
OPがnaoさんの「Blue-Love Chime」
EDが天色カルテット（メインヒロイン4人）の「天色」
OPは口ずさむ位に大好きでしたね。
EDも√ごとに、メインパートを務めるヒロインが違うというのは良かったです。

音楽に12点/15点です。

エッチシーンに関してですが、
結構エロエロです。回数も3～6と多めです。
猥語もがんがん使われています。
実用性、回数、シチュエーション
抜きゲでない作品の中では、抜きん出ていると思います。

エッチシーンに14点/15点です。

キャラクターの魅力に関してですが、
上述しましたが、ライターごとに性格が違うのはいただけないですね。
また、√によって主人公がヘタレ＆思考が子供になるのはマイナスです。
基本的に、ヒロインは可愛いので、しっかり打ち合わせして欲しかったです。
していて、これだけ齟齬があると・・・。
格好いい主人公。可愛いヒロイン、魅力ある脇役。
三拍子揃ってこそ。ですよね～。
「BRAVA!」の受け売りですが、
ヒロインっていうのは、ドレスを着ていて上手く歩けない。
だから、タキシードを着た主人公がリードしないといけない。
これが、イチャラブゲーでは鉄板だと思うのです。

キャラクターの魅力に11点/15点です。
でもヒロイン（特にシャーリィ）は可愛い。

最後にシステム等に関してですが、
アクションとか、システム面を売りにするゲーム以外は
全作、ゆずソフトのエンジンでやって欲しい！
と思うくらいに快適でしたね。現状のシステム面ではトップだと思います。
ここまで、親切設計で、色々カスタマイズできるのは素晴らしい。
マウスジェスチャー、選択肢ジャンプ・バック。一文だけ戻ったり
ログからジャンプしたりetc.
かゆい所にもてが届くかと思います。

システム等に10点/10点です。

合算し、「天色＊アイルノーツ」の点数は、

83点/100点です。

オススメ度は☆☆☆（5つ満点です。）
シナリオ以外の要素は素晴らしいです。
素晴らしいCG、使い易いシステム。そこそこの音楽。
イマイチなシナリオ・・・。（悪くない物もありますが）
気持ちよりも10点くらい上に出ましたが、
そんな事もありますよね。

それでは、今回はこの辺りで。

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早速本題から行きます
メインはレビューなので、購入報告は手短に。

今月は、ゆずソフト最新作「天色＊アイルノーツ」を買いました。
店舗はげっちゅ屋さんです。今回は特典の入れ違いがなくて良かったですｗ
射ペストリーは流石に直接的すぎかなぁと思ったのですが、
今思えば、メディオの方が良かった気もします。
個人的にはシャーリィ好きなので、メロブも良かったなぁ・・・。
ガーター！ガーター！！

かなり楽しんでプレイしてます。
レビューもそのうち挙げますので、お待ちください。

それでは、本記事のメイン。
コットンソフト最新作「双子座のパラドクス」のレビューへ移ります。
最近始めたツイッター（トップにリンクあり）でもプレイ中つぶやきましたが、
相当面白かったです。前作「終わる世界とバースデイ」が好きなら、
買って損はないかと。
また、旧ねこの最後の作品「Scarlett」に近い雰囲気もありました。
前作と同じく、全√クリアで初めて全容が分かる形なので、
プレイ中は、？となる展開も多いかもしれません。
ラストの怒涛の展開は前作に匹敵すると思います。
注意点という程ではないですが、個人的な感想として、
本作は、「STEINS;GATE」のアンチテーゼ的な面があった気がします。
ちなみ前作はSAOアリシゼーションのアンチテーゼ的な面があったかと。
別にシナリオの本筋ではないですし、あくまで感想として受け取って下さい。
両方とも好きな私ですが、その上で本作は当たりだと言い切れます。

レビューは個人的な趣向により、
シナリオに25点
CGに20点
音楽に15点
エッチシーンに15点
キャラクターの魅力に15点
システム等に10点で
100点満点の採点で行ないます。
それと、併記してオススメ度的なモノをAmazon風に付けておきます。

シナリオ紹介ですが、
世界でも珍しい超能力開発学科がある、
私立永幡学園に通う主人公「諸星総一・総二」
彼らには双子のシンクロニティ
（時、場所関係なくお互いで"ある程度"意思疎通する能力）
があるとして、学園に通っていた。
そこで、10年前に離れた幼馴染みの「春日姉妹」
サヴァン症候群の少女「山本テスラ」達と楽しく暮らしていた。
その事件が起きるまでは・・・。
轟音と共に雷に包まれた学園は忽然と姿を消していた。
弟である「総二」、春日姉妹の姉「夏月」たち学生50名程と共に。
そして、残された「総一」と春日姉妹の妹「陽月」は学園の跡地に
たたずむ「テスラ」を発見する。
そして、異世界に飛ばされた「総二」は、ほぼ同時刻
「テスラ」からあるモノをたくされる・・・。
二つの世界に存在する「テスラ」、学園が異世界へ飛ばされた謎。
軟禁される「総一」たち現実世界側の学生達。
異世界での極限状態を強いられる「総二」たち
彼らの行く末やいかに・・・。

クリアした順に感想を書いていきます。
・・・と言っても、ある程度シナリオを進めないとLOCKされたシナリオが
開放されない形なので、まず誰から攻略！という進め方は出来ないです。

まず、夏月√です。
上記した通り、異世界編のシナリオになります。
主人公は弟の「総二」。
内容は、学園でのサバイバルです。
極限状態で、少しずつ軋轢が生まれ始める
普通科と特能科、互いに互いを信じられない中、
特能科の「総二」と普通科の「夏月」は互いを想うあまりに、
すれ違っていく。
そして、異世界にあらわれるモンスター。
両科の深まる軋轢。
夏月の総二に対する隠し事。
彼らは、現実世界に帰る事が出来るのか、
二人の想いは・・・。

恐らく、この√が最初に開放されるのだと思います。
そのため、この√だけでは、物語はさっぱり分かりません。
ですが、面白かったです。
と言いますか、ネタバレせずに語れないゲームなので、
感想が書きづらいｗ

続きまして、「渡会蒼」√です。
こちらも異世界編のヒロインで、兄の元カノです。
電子機器を狂わせる「磁力」を扱える先輩で、
物語の初めで起きたある事件を通して、少しずつ親しくなります。
彼女には、ある目的があり、
そのためには、この状況をお誂え向きでした。
この√では、異世界の地上に残ってサバイバルではなく、
地下の研究施設に潜る内容になります。
そこで、異世界へと行くハメになった真実を知る。
感想を書けないですね～。まるまるネタバレですから。
なんと言いますか、救いのない話な気がします。
蒼先輩はどうしても一人になるのですから・・・。（ネタバレ反転）

それと平行して、現実世界でも、
状況の真実を探ろうと「総一」達が行動します。
そんな中、襲撃される学生寮。
逃亡生活を強いられるなかで、結ばれた「陽月」と「総一」
そして黒幕へと辿り着くも・・・。
どんどんシナリオの感想が書きづらくなってきたｗ
現実世界編のヒロインは「陽月」のみになります。
共通部と、個別で「総一」の性格というか雰囲気が
かなり違う気がする。キャラブレしてるってレベルで。

そして、山本テスラ√、物語のエピローグへと続いていきます。
ここからは、自分の目でお確かめください。
この二つが私のなかで高い評価になっております。
ほんの少しだけ触れるなら、テスラの正体と決着＆大団円です。
やはりハッピーエンドは良い。バッドエンドは現実とかいう
クソゲーだけでお腹いっぱいですよｗ

シナリオに20点/25点です。

続けてCGに関してですが、
総枚数82枚と少ないです。フルプライスなら100枚は欲しいと思います。
ただ、シナリオも短いので、それほど気にならないと思います。
状況が状況だけに、私服CGはありません。
でもパジャマは存在する。良いですね～。
原画家さんは二人ですが、違いはありつつも違和感は感じないと思います。
ただ、立ち絵で胸が揺れるのはいらなかった気がします、
そこ力入れなくても・・・、という感じで。
少ない中で、男キャラのみのカットが結構あったのは嬉しかったですね。

（なんか記憶に残ったシーンｗ特に左、これシリアスシーンなんだぜｗ）

CGに14点/20点です。

続きまして、音楽に関してです。
人それぞれ好みはありますが、内容的にも暗めの曲がどうしても多いです。
そして、どちらかと言えば暗めのBGMが好きな私。
この作品のBGMはかなり好みです。
ただ、曲数は少ないです。
BGMは17曲にボーカル曲2曲のアレンジ版もあります。
少ないですが、お気に入りは、「また逢う日まで」、「LIBIDO」、「薬指の想い出」
などです、かなり内容に寄ってしまった気がしますが、仕方ない。
OPは、電気式華憐音楽集団さんの「gemini」
EDは、Liraさんの「寄る辺なきこの世界で」
EDも内容に寄って好きな気もしますが、
どちらも、すごく良い曲ですよ。
曲数が少ないので、マイナスして、

音楽に13点/15点です。

エッチシーンに関してです。
正直もっと少なくてもよかった気もしますが、
それなりの実用性もあるかと。
初めのウチ（共通部）から、放尿シーンの連発に
放尿ゲーかと思う程でしたがｗ
全16シーン中4シーンが放尿シーンのみです。
事に及ぶ際に、放尿もあったりします。
こだわりでもあったんでしょうか・・・？

エッチシーンに11点/15点です。

キャラクターの魅力に関してですが、
黒幕に対して物凄く腹が立ちます。
これは非常に良い事ではないでしょうか？
それだけも魅力があると言う事ですし、
でも、憎む事も出来ない。上手く作られていました。
対して、上記しましたが、「総一」はややキャラブレしてたかと。
主人公としては、「総二」の方が俄然好きです。
ヒロインでは、テスラが初め好きではなかったですが、
プレイ後は「幸せになって欲しいなぁ」と感じました。
他キャラも、かなり良い味を出していますよ。

キャラクターの魅力に13点/15点です。

最後にシステム等に関してですが、
この作品は、フローチャート+シナリオ開放式を採用しており、
現実世界と異次元を視点がいったりきたりします。
そうする事で、シナリオが良く分かります。
またクリア後には、
現実世界のみ異次元のみというシナリオの見方も出来るのは
一つで二度美味しいのではないでしょうか？
他は特筆して語るシステムもないかと・・・。


システム等に9点/10点です。　

合算し、双子座のパラドクスの点数は、

80点/100点です。

オススメ度は☆☆☆☆★（4.5という事で）です！
公式サイトへ行って見て、雰囲気が気に入れば
是非プレイしてみてください。
多分、気に入ると思います。かなり面白いですよ。

推奨攻略順は、順番通りでいいのではないかと・・・。
特にありません、という感じです。はい。
そもそも、選べるのかどうか。

それでは、今回はこの辺りで。

本日2本目は、Ex-iTより発売された「逃避行GAME」のレビューです。

正直な感想ですが、期待していた内容とは大きく異なっていました。
個人的には、プレイヤー、あるいは学生における「等身大の逃避行」
世間一般から見れば、間違った道を進んでいても、
これは、これでアリなんじゃないか？というシナリオを期待していたのですが、
蓋を開けてみれば・・・
逃げるとヒロインが死んだり、悪の組織（誇張）と敵対したり、
逃げ出そうとして終了したり、どう足掻いても帰る事になったり・・・
なんとも言えない感じでした。
ある程度満足したのは心音√でしょうか。
他の方の評価で、面白いと言われていたノルム√はとにかく合いませんでした。

レビューは個人的な趣向により、
シナリオに25点
CGに20点
音楽に15点
エッチシーンに15点
キャラクターの魅力に15点
システム等に10点で
100点満点の採点で行ないます。
それと、併記してオススメ度的なモノをAmazon風に付けておきます。

シナリオ紹介は、こちらのリンク「その1」からどうぞ。

ノルム√を除いて個別は物凄く短い。
1時間掛かるかどうかくらいではないでしょうか？

まず、恋奈√感想ですが、
逃避行はあくまでも、シナリオの引き立て役です。
そこが、メインではなく二人の恋愛模様が中心ですが、
なにやらフラグ回収がなされていない気がします。
例えば「初恋の彼」という設定が出てきますが、
誰かは明かされない（多分主人公）
恋奈を探す際、謎の立ち絵付きキャラが出てくる（既作のキャラ？）
何と言うか、？？？で終わる話でした。
結局、逃げちゃ・・・ダメだ。で完結。

次ニア√
オカルトと言うか、かなり設定的にもぶっ飛んだ話。
ある組織から追われているニアと一緒に逃げ出すが・・・。
過酷な現実、死にたくなるような、そして逃げ出す幸せ。
逃避行の先にある結末は。
全てを捨てて逃げるのは難しい。そんな、逃避行らしさもでた
シナリオだったのではないでしょうか？
基本、救いはない。

何となく、そういう心情は理解できるし、
主人公が時に劣等感を抱く描写も良かった。
逃避行って良いなぁと思ったし、だからこそ、そんな話を期待した。

妹√
逃げる、ダメ、ゼッタイ。な話。
兄妹間恋愛は認められないから逃げようとする話ですが・・・
テーマとしては、一番ストレート逃避行でしたが。

ノルム√
長いです。合わなかった分、より長く感じた気もしますが・・・。
ニアを追う組織に雇われた追跡者です。
色々あって、主人公に仕える事になりますが、そこから長い。
所属していた組織からの逃避行です。
ある意味、一番逃避行らしい逃避行ではないでしょうか。
こういう話が読みたかったワケではない私としては、イマイチでしたが、
合う人には合うみたいです。

心音√
まるな！！（中の人的に）
歩河みぃなさんボイスは何か癒されます、可愛い。
大企業のお嬢様で、とある理由から一人旅を何年も続けているヒロインです。
その旅に、主人公も同行し、最終的には
終わりを見つけてハッピーエンド。
逃避行らしさはそれ程でもないのでしょうけれど、
キャラが可愛かったので良かったです。


私もいつか、旅に出たいものです。

シナリオに10点/25点です。

CGに関してですが、
立ち絵と一枚絵がどう見ても違う。

CGが67枚（差分含まず、SD絵含む）とかなり少ない
まぁ、一枚絵は癖がありつつも可愛かったですが。

CGに12点/20点です。

音楽に関してですが、
鑑賞モードが実装されていないので、曲数は不明ですが、
耳に残った曲、良いなと思った曲はありません。
恐らく、曲数もそれほど多くはないのではないかと・・・。
ボーカル曲は2曲で
OPが榊原ゆいさんの「ふたりきり。遥か」
EDが柳麻美さんの「星の下、羽根をとじて」です。
OPはそこそこ好きですが、結構なゆいにゃんフリークの私としては、
まぁ、そこそこの域は出ないです。
EDは特にコメントなしです。

音楽に9点/15点です。

次にエッチシーンですが、
このゲームで一番褒める所はここだと思います。
初々しくも、大胆なエッチシーンで、主人公に割とエスッ気があったのも好印象
回数は17回と少なめですが、一番良かった部分でした。

エッチシーンに13点/15点です。

キャラクターの魅力に関してですが、
上記したように、主人公は良い感じです。
ヒロインも雰囲気も全体的に良いです。
体験版をプレイした方なら分かると思いますが、
本当に、雰囲気はかなり良かったです。
ただ、ここが魅力的！と説明出来るほど印象に残っているワケでないです・・・。
心音は可愛い。

キャラクターの魅力に12点/15点です。

最後にシステム等に関してですが、
率直に言います。ひどいです。
まず、パッチを当てないと心音は攻略できません。
発売から一月以上経った（7/21現在）
今でも、予約特典のパッチは適用されないままです。
かなりの頻度でセリフのボイスが抜けます。
他にも、細々と使い勝手の悪さが目立ちます。
正直、これで製品として出すは如何なものかと・・・。

システム等に4点/10点です。

合算、「逃避行GAME」の点数は、

60点/100点です。

オススメ度は☆☆（5つ満点です）
正直コレを進めるなら、他のゲームをオススメします。

このタイトルが好きな方は不快に思われたかもしれません。
もしスタッフの方が見られたなら、それだけ期待していた。
今後への激励と取って頂ければ幸いです。

それでは、今回はこの辺りで。

今回のレビューで、30作目になるみたいです。
昨年の8月末に開設した当サイトですが、
40、50、100とこの先も細々と主に自分のために続けて行きたいものです。

余談ですが、twitter始めました。
トップページにリンク貼り付けてますので、良ければどうぞ。
プレイ中のエロゲの一言感想はそちらに載せる予定です。
割とリアルタイムな感想に出来るのでは・・・？
と密かに期待もしていたりｗ

それでは、今回は・・・
地上で最強の！ラヴで！コメディな！！ハッピーエンド！！！
「BRAVA!!」のレビューになります。
自信があるのか、たいした謳い文句だと思っていました。
流石に、地上最強かは分かりませんが、個人的には大・大・大満足
演劇という、正直ニッチなジャンルに、
本気で取り組んだ作品であろう事が伝わる作品でした。
今まで、演劇が主題として扱われたゲームというと
MAPLE COLORS、CloverPoint辺りしか浮かびませんが、
（既プレイ作で、他にもあったらすまない）
劇中劇にまでワクワクさせられたのは初めてでした。
キャラクターが活き活きとしていて、青春！って感じが伝わる。
そして、ヒロインの魅力を伝える事に特化した内容。
やはり、エロゲならヒロインが魅力的でないと・・・ね！！
全ヒロイン、ピロートーク実装は最高だね。ピロートーク大好き！！
余談ですが、主人公に声があるゲームは外れが少ないですね。
（今作は、演劇シーンのみのパートボイスですが）
非常に良かった、素晴らしい・・・BRAVA!!

レビューは個人的な趣向により、
シナリオに25点
CGに20点
音楽に15点
エッチシーンに15点
キャラクターの魅力に15点
システム等に10点で
100点満点の採点で行ないます。
それと、併記してオススメ度的なモノをAmazon風に付けておきます。

シナリオ紹介です。

舞台の上にはヒロインがいる―。
そのように、自分の祖父以上に慕っていた
幼馴染みの祖父から教えられて育ってきた主人公「宝樹宙斗」は、
幼馴染みのSOSを受け、じいちゃんの劇場GRAZIEへ足を運ぶ。
じいちゃんが病に伏せって以降の劇場は、
売れない漫才師、ガラガラの客席に、エッチをしている観客まで。
・・・どうしてこうなった？
彼の記憶にある劇場は人が絶えず、賑やかなモノのはずだった。
そして、彼は勃ち立ち上がった。
幼馴染み達と共に、劇場を復活させるために・・・。
そうして、幼馴染み二人に加え、
あの人はイマ！？的な元・国民的子役。
日本語の怪しい、ロシアンクォーター。
声優志望のぷちこもり。
そんな一癖も二癖もあるメンバーを纏めあげて、劇団を結成する
その名は、劇団「BRAVA!」
彼らは、かつての劇場の輝きを取り戻せるのか？
そんな彼らの、ドタバタラヴコメディ「BRAVA!!」ただいま開演！！
（公式サイト、ストーリー参照）

ここからは、個別の感想です。プレイした順に載せていきます。
まず、しずねぇこと「雪乃しずく」√からです。
キャラクター紹介では、美人すぎる劇場支配人となっていますが、
個人的には、可愛すぎる！劇場支配人のほうがしっくりくる気がします。
それ位、デレデレで甘々なおねえちゃんでした。
物凄く甘やかされたい。そんな気持ちにさせれました。
キャラデザがクールな出来る人っぽいですが、前半から、終始デレデレです。
本当に可愛い！！
劇団のキャストではないため、他ヒロインと比べると、
演劇に関しては、やや薄味でラヴコメ中心でした。
最後まで、にやにや…にこにこしっぱなしのヒロインでした。
ただ、せっかくCVが榊原ゆいさんことゆいにゃんなんですから、
歌って欲しかった気もします。劇中劇で挿入歌があるんだから・・・。
キャラクター的に無理ではあるのですが。

次は、日本語の怪しいロシアンクォーター「星架ナナミ」です。
美少女ゲームにしては珍しく、ぽっちゃりヒロインです。
ぽてぽて可愛いよ。ぽてぽて。
演劇に興味のあるナナミが、一度は学園の演劇部に入部するものの、
雰囲気が合わず、辞めようとした所、主人公に誘われます。
仲間って素晴らしい。それを感じる√でした。
劇団という仲間で家族。そんな雰囲気がありました。
凄く、純真で良い子です。
主人公の告白時のセリフがキザ。カッコいいね。

続けて、主人公の妹分「雪乃みなも」です。
姉と同じ人を後から好きになった葛藤なんて少しだけ
姉に譲ろうとするとかいう（個人的に大嫌い）展開もなく、
可愛いヒロインでした。
演劇でも、シナリオ担当と主人公を影に日向に支えてくれます。
気遣いの女の子です。
登場人物中最年少ですが、一番大人だと思います。
ある意味、主人公と一番お似合いのヒロインかと。
ちなみに、ハメ撮りヒロインｗ

次に、声優志望のぷちこみり「月舘日向」です。
主人公の同級生ですが、初めは子供というか、
一番、自分勝手なヒロインでした（みんな良い子ですけどね）
あまり、好きなタイプではなかったですが、
少しネガティブなタイプですが、前向きになり、
デレ期を迎えてからは、ギャップ萌えが凄かったですね。
主人公に尽くしてくれる、とても良い子です。
・・・私は寝取られない。は面白かったｗ
この子だけ、ピロートーク用の絵が2種類。

最後に、元・国民的子役「花瀬あおい」です。
主人公が昔、大ファンだった女の子です。
このヒロインのシナリオがやりたくて、購入したワケですが、
少しヒヤッとしたものの、杞憂に終わる展開で、満足しました。
付き合ってから、雰囲気が変わるのも、終わって見れば納得でしたし。
ツンデレデレデレくらいのキャラです。

このシーンが公式のサンプル画像にも上がっているのですが、
これが見たくて購入したといっても過言じゃないかと。
シーンタイトルは「初恋を交換こ」
また、シナリオも主人公の良さが際立つ展開でしたよ。
ともすれば、私の苦手な展開になるかと思いましたが、
そんな事は全くなく。凄く良いハッピーエンドだったのではないかと。
演目「月薔薇姫」を最後まで見られるのはこの√だけ。
それも、私の歓心に結びつきましたね。

はっきりとお題目にも掲げられている
「ヒロインの可愛さ」それが存分に味わえる。
それでいて、ただイチャイチャするだけじゃない。
かなり味のあるゲームだったと思います。

シナリオに20点/25点です。

続いてCGに関してですが、
好みの分かれそうなAKINOKOさんの絵ですが、
個人的には好みな絵柄です。
少し気になった事と言えば、演劇パートでは、
動きのパターンが1つしかない（恐らくそのはず）事でしょうか。
私服や制服のパターンと比べて減らされているのは、
良い理由が浮かばないですね。
CGの総枚数は89枚（SD絵含む、差分含まず）と、
フルプライス、6.1GBにしては少ないですね。
演出のお陰か、そこまで少ないと感じないにしても、
フルプライスなら、100枚は欲しい所です。
立ち絵のポーズが多いとは思いませんし、
服装のバリエーションも多くはありません。
ヒロインの魅力のため、サブキャラをみな影絵にした分、
もう少し、頑張って欲しかったかなと思います。

CGに15点/20点です。

次に音楽に関してですが、
好きな樋口さんの音楽だけに期待していましたが、
日常BGMは可もなく、不可もなくって所でしょうか・・・。
やっぱり、樋口さんの音楽はストリングス系の曲のが好みですね。
設定的に、ピアノ中心だったので、樋口さんの曲でもピアノは並かなと。
ただ、演劇BGM4種は良かったです。
OPとEDは共にカナリアさんで
「ジュリエットの魔法 -La magia di Juliette-」
「あなたはロミオ Ma perche' sei tu Romeo?-」
の2曲です。
また、演劇のメインキャストあおい、日向、ナナミには劇中歌があります。
BGM26曲の、ボーカル曲5曲とまずまずの量ではないかと。

音楽に12点/15点です。

エッチシーンに関してですが、
ピロートークが全ヒロインにあるのは嬉しかった。

全く持ってその通り！！
猥語もありましたし、実用性もそこそこかと。
回数も平均程度にはあると思います。
また、ハメ撮りとかもあったりとアブノーマルなモノもそこそこ。

エッチシーンに13点/15点です。

キャラクターの魅力に関してですが、
シナリオの項目でほとんど書き尽くしたように、
ヒロインがみんな可愛いです！！
そして、仲間って素晴らしい！！！
主人公もカッコいいですし、言う事はありませんね。
ただ、サブキャラはみな影絵で表示されるので、
気になる人もいるかもしれません。

キャラクターの魅力に15点/15点です。

最後にシステム等に関してですが、
ジェスチャーシステムの実装等、色々出来る様になっています。
ゲームのプレイ中に不便だと感じるような事は、まず無いかと。
バックログからシーンジャンプ出来ると尚良かったのですが。
ただ、基本的にはかなり使い勝手は良いです。
ココが良いと強調できる所がないにも関わらず、
便利だったと感じているのが証拠になってくれればと。

システム等に9点/10点です。

合算し、「BRAVA!!」の点数は、

84点/100点です。

オススメ度は☆☆☆☆★（4.5で）です。
青春しているゲーム、ヒロインが可愛いゲーム。
私見ですが、「ころげて」、「らぶぱぴ」が好きな人には、
特にオススメです。

ちなみに推奨攻略順は、
しずねぇ→ナナミ→みなも→日向→あおい　です。

本日の投稿は二本立てなので、楽しみにしておいて下さい。

それでは、今回はこの辺りで。

今回は、5月31日にEX-ONEから発売された
「月あかりランチ OZ sings, The last fairy tale.」のレビューです。

レビューに入る前に、感想を書かせていただきます。
まず、プロローグは素晴らしい。これからどうなるんだ！？
というワクワクと、恐らく最後は必ず別れが待つであろう
寂寥感に身震いしたモノでした。
また、個別に関してですが、プロローグ後すぐに個別のため
過程はやや、少なく感じます。また、学園のみが舞台のため
行動範囲がやや絞られてしまっています。
そのため、個別はワンパンチ足りない感は否めないです。
それでも、文化祭、体育祭等の行事はしっかりありました。
個人的にはこのゲームは高評価です。
何と言いますか、惜しい作品だな・・・と。
もう少し、シナリオボリュームを長く。
シナリオをゆっくり進めていれば、
名作と呼べるタイトルであったかもしれないのですが…。
でも、主人公に声アリのゲームは外れが少ないですよね。

個人的には、√は完全固定式の方が良かったと思います。
また、私見ですが、「はつゆきさくら」と「ナツユメナギサ」を足して、
2.5か3くらいで割った感じかなと（容量、雰囲気等色々な面から見て）

レビューは個人的な趣向により、
シナリオに25点
CGに20点
音楽に15点
エッチシーンに15点
キャラクターの魅力に15点
システム等に10点で
100点満点の採点で行ないます。
それと、併記してオススメ度的なモノをAmazon風に付けておきます。

シナリオ紹介から始めます。
「星影学園」そこは、夜しかこない異世界の不思議な学園。
そこで、主人公「志貴晴彦」は突如目覚める。
紆余曲折あり、彼は4人の女の子と出会う。
戦争の絶えない世界から来た少女「水際フユ」
全てが機械により統率される世界から来た「皇夏乃」
ファンタジー世界のお姫様「アブリル・ポワッソン」
そして、記憶を失った少女「アキ」
彼は、教師を志していた事もあり、不器用ながらも
学園生活を築いていく・・・。
そして、彼らは知る。
「星影学園」が『強い願い』を持つ者しか入れない事を。
その願いを忘れてしまう事を。
学園から出るためには、その願いを叶えてもらう必要がある事を。
彼女らは、どのような願いを持って招かれたのでしょうか？
そして、彼の願いとは・・・。
もしも、願いが一つだけ叶うとしたら、あなたは何を願いますか？

以上です。
教師は、生徒を見送る側であり、共には歩まない。
そんな「卒業」の物語ではないでしょうか。（反転、私感）

まず、共通部（プロローグ）の感想ですが、
主人公が、悩みながらも彼女らの教師になろうと奮闘する話が中心です。
非常に上手く風呂敷を広げてくれました。
様々な価値観をもった生徒達を相手に、「正しさ」を説く困難さ。
そして、相手を大切にするという事の尊さが印象的でした。

水際フユ√ですが、
キャッチコピーである「先生、恋心を教えて下さい。」
は、彼女のセリフです。
戦争の絶えない世界からきた軍人少女という事もあり、
初めは、感情の起伏に乏しいヒロインでした。
故に笑った時の、可愛さは凄かったです。
上でも書きましたが、デートの描写がほぼ皆無なので、
結ばれてからは、エッチ連続ですぐにエンディングに向かいます。
ここが、どうしても評価を下げてしまう要因です（全√通して）
要するに、展開が急なのが、マイナス要素です。（全√）
余談ですが、一人卒業させる度に、
スタート画面からヒロインが消えていく演出は良いと思いました。
ちなみに、魔女とか、「影」なる敵が存在するけれど登場人物中最強ｗ
内容は、彼女が感情を手にする話です。
彼女の願いは、人を愛する気持ちを知りたい。（ネタバレ反転）

皇夏乃√に関してですが、
初めはあまり好きなヒロインではありませんでした。
他ヒロインよりも明確にタイムリミットが存在するにも関わらず、
主人公が、夏乃の思いに「待ってくれ」と言ったのは驚きでした。
それだけ、相手を真剣に思っているとも解釈できますが・・・。
また、教師が生徒を導くというのは傲慢に感じました。
人それぞれに正しいは別だと思うのですよ、はい。
そうしたマイナス要素があっても、ラストの卒業式はウルっと来ました。
自分の卒業式なんて記憶にもないですが、
フィクションの卒業式は良い物ですね。
明確に、卒業という離別の物語だと認識したのはこの√でした。
内容は、負荷に耐えられなくなった彼女を帰す話。
願いは、誰かと触れ合う事。（ネタバレ反転）

アブリル√ですが、
しっかり者として振舞っていますが、
本質は、一番甘えん坊と言いますか、
個別では、ギャップ萌えが良かったです。

反面、内容的には、イマイチなトコロもいくつか・・・。
危険を認識しながら、突っ込んで
ピンチになったり等々。
綺麗な正しいよりも、間違っていても
側にいる方が良いのでは？と思うのは駄目なんですかね・・・？
内容は、離別の物語。
願いは、勇気が欲しい。（ネタバレ反転）

最後はアキ√です。
他のヒロインと違い、願いだけでなく
記憶の全てを失った少女。
この√は、他3ヒロイン攻略後に解放されます。
従って、各√で少しずつ張られた伏線が回収される
総まとめ的な話になっています。
個人的には一番クオリティが高かったと思います。
危うく泣きそうになりました。
ファンタジーだもの、フィクションだもの。
ハッピーエンドでも良いよね！

反転部は、もしプレイする機会があるなら絶対に見ない事！！
彼女の願いは、彼ともう一度出会う事。
彼の願いは、彼女を幸せにする事。
そんな彼らの紡ぐおとぎ話の結末は・・・。

広げた風呂敷を綺麗に畳んでくれた話だと思いました。
また、ライターによるシナリオの差異もほとんど気にならないと思います。

お前達は俺の誇りだよ。

シナリオに19点/25点です。

続けてCGに関してですが、
個人的には、高階＠聖人さんの絵はクリーンヒットでした。
すごく可愛い！！

しかし、気になった点としては、指に爪が無い絵が多い。
何か凄く気になりました・・・。
立ち絵の差分が多くはない（数えてないので私感ですが、恐らく。）
私服がない（パジャマはあるけど・・・。）、設定的に仕方ないですけど。
マイナス要素としてが、CGが82枚と少ない
（差分含まずです。・・・シナリオが短いので気になりませんが）
4.5枚程ですが、顔の大きさやポージングに違和感がある。
18点にしたいのですが、マイナス要素から2点引き、

CGに16点/20点です。

音楽に関してですが、
BGMは31曲と多いのですが、
可もなく不可もなくという印象は拭えません。
強いて挙げるなら、『魔法使いの記憶』2種類と
「零れ落ちる想い」（アキ√であまりに印象的に使われていたので）でしょうか。
ボーカル曲は2曲で、
OP曲、生天目仁美さんの「月あかり FAIRY TALE」
ED曲、Thetaさんの「After Graduation」
です。
ED曲は、さほど印象に残っていませんが、
OP曲は購入動機の一つと言える程に大好きです。
カッコいい曲なので、是非一度聞いてみてください。

音楽に12点/15点です。

エッチシーンに関してですが、
メインヒロインが各5回。
サブヒロインが各2回の計26回となっています。
内容としては、ややアブノーマルな物（野外放尿等）もありますが、
基本的には普通です。また、挿入ナシのシーンもいくつかあり、
回数程、多くは感じないかと。

エッチシーンに11点/15点です。

キャラクターの魅力に関してですが、
西野さんを除いて、みんな好きです。
主人公がやや、押し付けがましい所もたまにありますが、
基本的に好印象の主人公でした。
また、ヒロインはみんな可愛いです。
結構メロメロになっていたので・・・ｗ
ただ、登場人物は少ないかと。
エキストラすら出てこないので。設定上仕方ないのですが。

キャラクターの魅力に13点/15点です。

最後にシステム等に関してですが、
これと言って良い所も、悪い所もありません。
バックログからのジャンプは出来ませんが、
前の選択肢に戻るはあります（選択肢は2個くらいですが）
そのため、見返したい人は、セーブはこまめに取った方が良いです。
まぁ短いので、すぐ見返せますが・・・。
上述しましたが、一人攻略する度に、
スタート画面から消えていく演出は良かったです。

システム等に8点/10点です。

合算し、「月あかりランチ OZ sings, The last fairy tale.」の点数は、

79点/100点です。

オススメ度は☆☆☆☆（5つ満点です。）
今回のシナリオ紹介は上手く書けたと自賛しているので、
読んで見て興味を持った方は是非プレイしてみてください。

推奨攻略順は、フユ→夏乃→アブリル→アキで良いと思いますが、
フユを3人目に持ってくるのも良いかもしれません。
まぁ、お好みでどうぞ。

予想していたよりも、かなり面白かったです。
これは、嬉しい誤算でしたね！

それでは競馬あるので、
今回はこの辺りで。

5月31日にLilac Softより発売された「end sleep」のレビューになります。

まず簡単な感想ですが、
クローズドサスペンスADVという事で、雰囲気が物凄く良かった。
サスペンス物らしい、焦燥感や恐怖感を味わえる作品でした。
個人的には、クロックタワーでシザーマンの登場を恐れている感じに近いかと。

反面、恋愛パートは吊橋効果で結ばれる印象が強かったです。
また、推理物ではないので、謎解き要素はそれほど多くはないです。
一周目で犯人は分かりますので・・・。
形としては、ある程度の器（答え）を先に提示した上で、
各ルートで中身（過程）が注ぎ込まれるシナリオ展開は良かったと思います。

私はこのゲーム好きです。

レビューは個人的な趣向により、
シナリオに25点
CGに20点
音楽に15点
エッチシーンに15点
キャラクターの魅力に15点
システム等に10点で
100点満点の採点で行ないます。
それと、併記してオススメ度的なモノをAmazon風に付けておきます。

シナリオ紹介は、体験版の感想があるので、そちらを参照して下さい。

ルート毎の感想を書くと、ネタバレに直結するので割愛させて頂きます。
良かった点と悪かった点を書いていきます。
良かった点
・体験版終了時から、一時的に主人公がカッコいい（探偵役を務める段階）
ルートによって、すぐに恋愛したがるのがマイナスでしたが…未穂は良いのか？
・前述しているが、とにかく雰囲気が良い、真夏の夜などに良いかもしれない
ゾクりとする展開は多いし、画面が暗転する度にビクりとしてましたｗ
・各ルート毎に欠片が撒かれ、最後に回収される展開、良く出来ていた
・バッドエンドに入ってもテキスト量が多い
・時々、競馬の話が出てくる（個人的に好きなので。）

悪かった点
・人によるが、～し。等の話し方が気になる。
・博愛主義ではなく、基本的に自分本位な主人公（私は嫌いじゃない）

人によって判断が分かれそうな点（個人的にはプラス）
・エンディングが10あり、ウチ5個がバッドエンドの扱いですが、
個人的には、実質9個はバッドだと思う。その辺りは人によってどうか？
さらに言うと、ハッピーエンドは存在しないと思います。
また、シナリオで語りきらない（類推は容易）物語もあります。
・主人公は基本的に後ろ向きに前に進んでいるようなタイプ。

以上をまとめ、個人的な感情を交えて表現するなら
「いびつで歪んでいる、幸せとはかなり遠い物語。」


シナリオはミドルプライスなので丁度いい位のボリュームかと思います。
（大体10～15時間位で終わるかと。）

シナリオに16点/25点です。
(2014/1/9に修正、あくまで雰囲気を楽しむゲームなので・・・ね。)

次にCGに関してですが、
合計77枚とミドルプライスにしても少なく感じます。
（公式サイトでは、ほぼ毎日書き下ろしCGがアップされているそうです）
好みもあると思いますが、個人的にはそれ程可愛い絵だとは思っていません。
（減点にはしないですよ。）
立ち絵はそれほど動きは多くありませんが、
女性陣は服装が3パターンあるのは好印象でした。
正直、この項目はそれ程、書く事はないかと・・・。

CGに14点/20点です。

音楽に関してですが、素晴らしいの一言。
BGMは22曲と少なめですが、
ジャズ調の曲はゲームの雰囲気作りの上で際立っていました
好きな曲は「翠のテーマ」、「Black」、「日のあたる場所で」
一番をつけるなら、「Take Me Somewere」です。
ボーカル曲はOPのみでMatricaさんの「おとしもの」
めちゃくちゃ気に入ってまして、かなりの頻度で聞いております。
この曲もゲームを買った要因かもしれません。

音楽に14点/15点です。

エッチシーンに関してですが、
時々、主人公の性格が変わる事もありましたが、
可もなく、不可もなくでしょうか。
回数は計9回でした。
強いて言うなら、ぺ○スの伏字はいらんだろう・・・。

エッチシーンに9点/15点です。

キャラクターの魅力に関してですが、
人が一人死んでいるにも関わらず、
主人公以外が妙に楽天的なのが気になったりもしますが、
そうした面も含めて、良かったと思います。
ただ、友達にはなりたくないなぁと思うキャラばかりでしたが・・・ｗ
でも、みなどこかしら歪なキャラクターは不思議と引き込まれました。

キャラクターの魅力に12点/15点です。

最後にシステム等に関してですが、
バックログジャンプや選択肢に戻る（特にコッチ！）が欲しかったですが、
シンプルで、不自由のないシステムだったかと。
個人的にメニューのクリック時SEがシンフォニック=レインに似ていて好き。

システム等に8点/10点です。

合算して、end sleepの点数は、

73点/100点です。

オススメ度は☆☆☆☆（5つ満点です。）
少し、人を選ぶ所があるので、点数は4つですが、
そこそこのボリュームと手ごろな価格、
雰囲気を味わってみて欲しいと思います

推奨攻略順ですが、
翠を2周目以降にプレイするなら、順番は自由で良いと思います。

編集後記
今回のレビューはいい加減と言いますか、
筆が乗っていない感じになってしまい、申し訳ありません。
実際、筆が乗っていないのですが、今書かないと、
書くタイミングを逸してしまいそうだったので、
身体に鞭打って書きました。
文章からは伝わり辛いでしょうが、私はこのゲームかなり好きです。

それでは、今回はこの辺りで。